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はじまりのうた

作詞 きょーこ 作曲 まどか、きょーこ


テーブルの上には 冷めたパンとコーヒー
慌ただしい毎日ももう5年が過ぎ
あなたが作る 温かなごはんの夢も
目を開けると寂しさだけが並んでる

散らかった部屋 進まない時計 埃まみれの写真に写る
見上げたあなたの背中を 越したのはいつだったかな?

転んでは何度も帰りたくなった
この街で僕のいる場所探して
見つからない明日にため息こぼして
ああ、それでも僕はまだ...

あなたを残し出てきたこの街で
流れに流れ気がづけば愛想笑い
背伸びをして この街で見ていた夢も
覚めてみると虚しさだけが並んでる

消えかけた標識 錆び付いた自転車
街で見かけたそれは僕のようで
色褪せた街並み遠くに見える あの日の僕が手を振ってる

挫けても何度も明日を信じて
この街で僕のいる意味求めて
転んだ日々さえ愛しくなって
ああ、やっぱり僕はまだ...

小さくなった背中 シワの増えた

あなたの寂しい横顔がよぎるけど
まだ見ぬ明日を探してたいんだ

転んでは何度も帰りたくなった
この街で僕のいる場所探して
見つからない明日にため息こぼして
ああ、それでも

歩き続けるこの道の途中でゆっくり覚めた夢見た夢も
"なんだか悪くない"そう思えた
ああ、ここが僕のいる場所だった
ああ、やっぱり僕はまだ... 

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